「SUIO 1994」は1994年(平成6年)に仕込まれ、2023年で熟成28年目となりました。
また、2年後の2025年には、平田酒造場の創業百五十年という記念すべき大きな節目と重なり、30年ヴィンテージ酒となります。
ぜひこの機会にSUIOを味わっていただけたらと思います。
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- TASTE
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SUIOは、地元岐阜産の酒米「ひだみのり」で仕込んだ酒を、薄暗い蔵の奥に並ぶホーロー製のタンクに注がれ熟成した酒です。光や空気を遮断して熟成された酒は、透明色からはちみつ色、そして今現在は美しい琥珀色をまとっています。
香りは力強く複雑な印象で、カラメルやスパイス、ヨード香や湿った土、干し椎茸、蜂蜜、その他、醤油やドライフルーツなどの複雑な香気が全体を包み込みます。味わいは、甘味とうま味のふくよかなふくらみと共に、ビロードのような滑らかな舌触りが心地良く上品さを際立たせ、とてもエレガント。アフターでは、アタックから持続している甘味とうま味の中に、バランス良く適度な酸味と苦味が溶け込み、奥行のある長い余韻を感じることができます。
- DESIGN
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ボトルデザイン(写真左側)
デザインのテーマは「不完全の完全」。熟成される酒は、歳を重ねて成長します。終わりのない熟成の旅は、完成のない旅。そんな想いを込めて、ラベルには再生や繰り返し成長する意の「三角」と、不完全な完全を表す「一辺欠いた円」を象徴的なモチーフに、封シールは結界を表す「紙垂(しで)」(日本の精神文化である神道で使用される)をモチーフとしました。
パッケージデザイン(写真右側)
ボトルの箱には、筒型の紙管を採用しました。蓋部表面には正面中心から同心円状に年輪をイメージしたエンボスを施しており、酒の熟成期間を表現しています。また、紙管上下には飛騨のヒノキの端材を再利用した木製のキャップで装飾し、環境面にも配慮しています。
- AWARD
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インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)
1984年に設立された世界的に最も権威あるブラインドテイスティング審査会の一つです。SAKE部門は2007年に設立されて以来飛躍的に成長し、日本国外で行われる日本酒審査会としては最大かつ最も影響力のあるイベントになっています。2014年、SUIOは日本酒部門で優勝。725銘柄の中からの最高賞をいただきました。
- SPECIFICATION
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- 原材料名
- 米(国産)・米こうじ(国産)・醸造アルコール
- アルコール分
- 18度
- 内容量
- 720ml
- 製造者
- 株式会社平田酒造場
岐阜県高山市上二之町43番地 - 製造年
- 1994年
- パッケージ寸法
- (ボトル)H315mm×W90mm
素材:紙(ラベル、封シール)
(箱)H337mm×W97mm
素材:紙(紙管)、ヒノキ(装飾キャップ)
- CONTACT
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株式会社平田酒造場
TEL0577−32−0352
10:00~17:00